耐震診断講習会(3) 【 江戸川区の千金堂瑞江店 】
耐震診断講習会も3日間、無事終えてまおりました。
構造に関しては、個人的に得意な分野ですが、今回の講習会を受けて今までの耐震診断の概念が変わりました。
新築時の構造計算での壁倍率と、既存住宅の壁倍率の取り方が違うと言うことと、基本的に仕上がっているため細部まで、金物や仕口の状態がわからない所は、「 きっと、こんな風になっているだろう~ 」と言うはっきり言ってどんぶり勘定的なところです。
と言っても、いい加減と言うことではなく実際問題、壁や天井の接合部をすべてひんむいて、調べれる事は不可能なことだからです。(予算的問題で)
しかし、実験場でのモデル実験の結果を基に耐震の基準を定めている事から、逆に理論先行の基準と違い信憑性が高いと言えます。実際の耐震診断を行う場合、不明な部分は体力を弱く設定するため、力学的にはこの診断を基に補強工事を行えば、地震には強い家となることは間違いありせん。
が築30年クラスの木造住宅の場合、接合部の木材の状態(腐食度や蟻害)が問題になってきます。
ここが難しいところです。
この写真は、最新の設備の誇る実験場での耐震実験です。
築30年の住宅をそのまま運び耐震補強を施した後、震度7の揺れを起こした実験です。
左の家は補強済、右は何の手も加えていない状態です。この様に色んなケースを想定して、何回もの実験結果から補強手段が考えられています。
この耐震を施した家ですが、潰れはしませんが再びこの家に住むことが出来るか?と言うことが、実際問題になってきますが。
このダメージを受けた後の耐力を暫定耐力と言います。どこで判定するかと言いますと被災後の傾きが、水平方向で1/300を超えると修復工事が必要と判定されます。
基本的に、もし震災に遭われた場合、どちらにしてもプロに相談することをお勧めします。
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