トップページ | 2008年8月 »

2008年7月

家のメンテナンス【注文住宅コラム】

今日は午後より9年前に建築した、コロニアル様式の住宅に、浴室の水栓器具と建具のメンテナンスに行ってまいりました。ここにお住いのT様は若い頃、ドイツのブラッケネーゼと言う所に2年間下宿していた経験を持ち、会社が外国相手のビジネスをしていたたため、一新入社員から社長に昇りつめ、会長、名誉会長の得て引退される40数年の間、渡航歴も豊富とあって、御引渡し当時と現在を比べ、内観のデザインや居住空間を、設計のコンセプト通りに忠実に住んでおられる、お客様の一人と言えよう。

一般に生活している内、家具やインテリアを変えたくなるもので、時間と共に住空間は、住み手の色が濃くなって行く宿命にある。しかしこのT様は、9年間というものほとんどインテリアを変えておらず、新しいイアンテリアを入れる場合は、私に同意を求める徹底ぶりである。

もともとインテリア類は、諸外国で購入した物が多いため、内観デザインと非常にマッチングしているのだが、それにしてもリビングにおいてある食器棚などは、ドイツでコピーしてきて設計し製作した代物だが、大事にきれいに使い続けて頂いており、まさに設計冥利につきるものである。

メンテナンスと言っても扉のラッチの調整と、浴室水栓器具のネジの締め付け程度なので、さっつさと済ませ、奥様を交え夕食を御馳走になり思い出話や、経営、経済、世界情勢論に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごしてまいりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コンクリート打設 【注文住宅コラム】

今日は、ある建売物件の外構コンクリート打ち工事に立会ました。左官屋さん2名と助手1名の計3名で、約26㎡(畳8畳分の広さ)の駐車スペースを仕上げました。気温33℃、かんかんでりの中、乾きとの闘いです。下地部分には充分散水を行ったものの、上からの日差しによる乾燥が激しく、押さえ(金鏝で表面を平滑に仕上げること)に苦労してました。夏場のコンクリート打ちは、時間を開けられないので、職人さん達は昼食も取らずに、頑張っておりました。本当に御苦労様でした。

御蔭様でいい仕上がりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地質調査

今日は久しぶりに、お客様と打ち合わせを済ませた後、地盤調査に立ち会いました。木造住宅の定番と言える、スエーデン式貫入試験です。もともと畑として使われていた宅地で、奥行き22mにたいして、その高低差は60㎝。緩やかに奥に向かって下がっていまる状況です。  

私が現場に着いた時は、まだ業者さんは来ておらず、ややしばらく土の沈み具合を見ている時に、丁度到着。すでに午後の4時30分は過ぎていた。この時期いくら日が長いといえども、調査をするにはチョイ時間ぎりぎりってとこですが、そこは差し置いて早速準備を整え作業開始。

基本的に一宅地5ポイントを計測し、地盤の強度判定をおこうのですが、5ポイントがすべて同じ分布で形成されていればよし(地盤補強をするかは別にして)、1ポイントでもたと違う数値が出るとこれが厄介なんですワ・・・(他の測点よりいい数字なら問題なし)

日も落ち始め、御近所のテンポのいいカタカタカタと言う夕飯の仕度が四方から聞こえだした午後6時37分 出ました・・・

10mの深度でもぐつぐつのゆるゆる地層、何故かこの点のみ?

更にそこより1.5m内に入ったポイントで再開 おや~ また・・・

更に1.5m入って 再再度挑戦 う~ん まあまあかぁ・・・

と 横をみると帰り支度をしだした調査員に、あと1ポイントをお願いすると、なんか帰りたそうな顔を見せたので、彼が調査している間にちょい自販機へ スタスタスタ・・・

はいよー とスポーツドリンクを手渡すと満面の笑みを浮かべ、おいしそうにごくごくとのんでました。

喉乾いていたんでしょうなぁ~

ついでにたばこに火をつけ 二人でプカリ ! (当然エチケット灰皿使用) 

日もすっかり落ちて掛け、顔の判別も難しいなか、もう2ポイントサービスしてくれました。

おまけに、もう見えないからまたあす、日曜日来て行います。 と ほ~

気は心と言いますが、現場の人間には、結構このドリンク作戦きくんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

住宅地を考える 【注文住宅コラム】

私が千葉に不動産事業部を作ったそもそもの理由は、住宅のデザインは外構デザインとセットで考えるもの と言った観点からでらる。アメリカやヨーロッパの住宅地を視察していて、文化や風土、習慣、デザインは違えど、街を構成している家、庭、道路、公園、公共施設のバランスが非常にいい、すなわち街並が美しいのである。

日本も道路、公園、公共施設と言ったバランスは、海外と引けは取らないと思うが、いかんせん東京の様な過密エリアでは、個々の住宅が犇めき合い、建てられているところにバランスを悪くしている原因がある。

地方都市に至っても同じことで、利便性の高い所は地価が高いため、中心に向かう程、そのバランスは崩れる。逆に離れると一宅地の広さは大きくなるももの、今度は民間の施設(店舗、ショッピング街、文化施設)が極端に少なくなり、これがどことなくもの寂さを演出し、過疎感をかもし出すこととなる。

以上の事からこのバランス(街並み)を、生活に支障のない借入で住宅を取得できるエリアが千葉県であった。千葉と言っても、首都圏からおおむね30km圏内が、おすすめと言えよう。首都圏への交通アクセツが悪い所もあるが、地価は東京の1/3から1/5であるため、単純に計算して、同じ広さの住宅を取得するのに、同じ敷地であれば約2/3の価格で、同じ価格なら2.5倍の敷地を取得できる。すなわち敷地を2倍程度に抑え、0.5倍分の土地取得額を外構に費やせば、外国の都市のような、ゆったりとした住環境のなかで生活が出来るのである。

東京の過密都市のように、いたる所にコンビニや商店街はないが、ちょっとウォーキングを、いながらにして楽しめると考えれば、緑はいたる所に存在し、まさにパラダイスと言えよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゴミの話 【注文住宅コラム】

昨年までは、構造材のカットは、軸組までで屋根や間柱、床下地材については現場で刻んでいましたが、今年より総プレカット(仕上げ材以外はすべて工場にて加工する方法)にしてからは、めっきりゴミが減りました。ゴミの割合は大工工程で7割、その他工事で3割

と言うことは、単純に計算して全体で50%のゴミが現場から消えた事になる。しかし現場からゴミの姿は減っても、木材を加工する工場で発生しているので、相対的に減っているわけではない。ただ我々がゴミ(産業廃棄物)として出すより、確実にリサイクルに回っているのは事実であろう。

もっと大意を持って言えば、ゴミ(端材)の出ない様な設計を日々心掛ける事が肝心なのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

遮熱材の効果 【注文住宅コラム】

mist猛暑もこれから約1ヶ月間は、つきあう事となるが、遮熱シートを導入してからは、夏場の現場の無風状況化でも、ムア~という不快感からは解放されたました。大工さんが以前と違い、現場が涼しいと喜んでいます。この遮熱シート、元々ナサで開発されたもので、スペースシャトルなどの機体に使われていた物を建築物の断熱に応用した代物です。

軽量でコストもリーズナブルなのですが、敷設に手間がかかるのがチョイネック!しかし棟数を重ねてくる度、施工に慣れてきて、最近ではかなり短時間で施工が可能になりました。すなわち導入当初に比べ、施工コストが下がり断熱工事費を下げらる事ができた と言うことです。

今後の課題は、この遮熱シートと蓄熱タイプの断熱材とを組み合わせて、より低コストでコンクリート住宅並みの熱容量を持った住宅を創れないか、考えて見ましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

天然の風 【 注文住宅コラム 】

昨日の日曜日から今日にかけて、ある会の懇親旅行に同行し、日光の湯元に行っててきました。標高1500mの高地だけあって涼しく、昨日の夜は雷雨も重なって、薄着だと少し寒気を感じるほどでした。ホテル全館にエアコン(冷房設備)はなく、高原の気候を利用した天然エアコンでした。

さすがに今日は、朝からピーかんで高原といえども気温は27℃ しかし湿度が低いためむし暑いと言った感はありませんが、ホテルのロビーは温泉場をすぐ横に設置してあるため、外より入ると一瞬ムア~と

しかし、誰ひとり文句を言うでもなく、逆にその不快さを楽しんでいるようでした。夏の避暑地、高原、余暇 という言葉が、日頃のストレスやスケジュールから解放された、精神状態を作り、不快感を打ち消したのでしょう。

このように住宅建設にあたって、断熱効果を高め空調設備の効率をあげる事、すなわちこれらの設備を使うことを前提にした住宅造りが、当たり前になりつつある昨今、もっと本来の人間の環境適応機能を、発揮させられる空間創りは出来ないものか と考えさせられた旅旅行でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

資産価値を考える

ベルギーのブルージュに行った時の話である。地元に住み、すでに30年と言う日本人ガイドから聞いた話ですが、「 日本では30年位で、立て直しするそうですね~ 」 と尋ねられ、「 ええ・・ まあ~ 」 という私達の答えに対して、「 もったいない話ですね。ここではどんなに新しくとも築100年未満の建築物はありません。 」 と (一同唖然としている中)さらに、「 ここでは、築100年未満を新築、300年未満を中古、それ以上をプレミアル住宅 と呼んでいますね~ 」  

このような感覚が当たり前の国では確かに、平均27年程度で建て直されている日本の現状は、非効率で資源の無駄使いをしている様に見えるのだろう。

日本にも京都を代表する様に、歴史的建物は多数存在するものの、住宅として使われている建物はすくない。 岐阜の白川郷の藁葺き屋根の民家はあるが、現代の建築基準法や、機能や性能を満足するには到底及ばないことから、普及はしていない。

この何故ヨーロッパでは、古いたたずまいが現代にも脈々と受け継がれ、我が国は短い(欧米を基準として)サイクルで、住宅が創り替えられる様になったのか?

考察していきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真の建築無形財産(2) 【注文住宅コラム】

今日は午後よりコンサルティングの先生を交え

住宅品質の維持、向上についての会議を行いました。

材木や新建材、サッシの機能、性能は基より

やはりネックとなるのは、仕事に愛情を持った(誇り)

技術者達の手で造られるているかが、重要な要素になる と

そのためには、お客様に着工や竣工の次期をある程度余裕を

頂き、いい職人さん(大工さん)の仕事状況に合わせて、工程を逆算する日程で

了解を頂く(理解を頂く)お願をしなければならない。 と

今までは、お客様の希望に合わせた工程を無理くり組んでいたため、職人さん

達に無理をしいらせたりとこちら側の都合で、振り回したりした時もたたありましたが、

今後はこれを改め、お客様に工程の調整をお願いする。 と言ったスタンスが必要

だと感じた一日でした。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

真の建築無形財産 【注文住宅コラム】

本日もとどこりなく、打ち合わせを済ましてきました。

大工さん、電気屋さん、エアコン屋さんそしてお施主様

すべての職方さんがお施主様のために・・・・

All for one. Oen for all. となって・・・

昨今の建築基準法の改正にともなって、狭小住宅の場合

建物が出来てきて、いざ家具の配置を現実的に考えられる

段階にきて、お施主様の思いは山のように膨らむ、しかし置きたい場所には

換気設備や高さの制限が、その思いを阻む。

「 妥協 」の文字が頭を支配し始めた時、技術者達のアイデアが

もの言う。 

やはりどんなに設計に時間と労力と費やしても、そのイメージを100%お施主様に

伝えることは出来ない。が、長年培った経験と知恵がその活路を開く。

創る側サイドとしては、設計通りに出来れば簡単なのだが、それではしこりをのこす。

このしこりを残さないことが、真の設計力と言えるのだと信じるに止まない。

今日の様に暑いさなかでも、もくもくと知恵と労力を出し惜しまない、技術者達こそ

私の財産と言えよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログを始めました 【都市工房の建築ブログ】

都市工房の建築ブログを始めました。

こまめに更新するようにしますので、どうぞお楽しみに!

都市工房のホームページはこちら→【江戸川区の注文住宅建築。都市工房のホームページ】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2008年8月 »