家のメンテナンス【注文住宅コラム】
今日は午後より9年前に建築した、コロニアル様式の住宅に、浴室の水栓器具と建具のメンテナンスに行ってまいりました。ここにお住いのT様は若い頃、ドイツのブラッケネーゼと言う所に2年間下宿していた経験を持ち、会社が外国相手のビジネスをしていたたため、一新入社員から社長に昇りつめ、会長、名誉会長の得て引退される40数年の間、渡航歴も豊富とあって、御引渡し当時と現在を比べ、内観のデザインや居住空間を、設計のコンセプト通りに忠実に住んでおられる、お客様の一人と言えよう。
一般に生活している内、家具やインテリアを変えたくなるもので、時間と共に住空間は、住み手の色が濃くなって行く宿命にある。しかしこのT様は、9年間というものほとんどインテリアを変えておらず、新しいイアンテリアを入れる場合は、私に同意を求める徹底ぶりである。
もともとインテリア類は、諸外国で購入した物が多いため、内観デザインと非常にマッチングしているのだが、それにしてもリビングにおいてある食器棚などは、ドイツでコピーしてきて設計し製作した代物だが、大事にきれいに使い続けて頂いており、まさに設計冥利につきるものである。
メンテナンスと言っても扉のラッチの調整と、浴室水栓器具のネジの締め付け程度なので、さっつさと済ませ、奥様を交え夕食を御馳走になり思い出話や、経営、経済、世界情勢論に花を咲かせ、楽しいひと時を過ごしてまいりました。
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